長らくiPhone5sを使っていましたが、バッテリーの調子がおかしくなり、電池残量80%あったのに突然残量0%になってブラックアウトしてしまうという不具合が頻発するようになったので買い換えました。新しいパートナーはiPhone XR。
このタイミングでの買い替えなんだから、XSいっちゃう?と悪魔が囁きましたが、カメラのズーム機能は不要なのでXRを購入しました。もちろん、XSにしなかった最大の理由は価格です。もう、言わせるなよ(照)
自宅を新築して家の中の写真を撮る機会が増え、広角レンズが欲しいなーと思っていたところ、iPhoneのアタッチメントレンズに良さそうなものを見つけたので、良い機会だと購入しました。
tokyo grapher Zero-Distortion WIDE LENS PRO
それがこちら。tokyo grapherのZero-Distortion WIDE LENS PROです。
iPhone XR付属のカメラは25mm(35mm換算)相当ですが、このアタッチメントレンズを装着することで18mm(35mm 換算)で撮影できるというもの。広角になる、つまり画角が広がるというのは、簡単に言えば「写真に収まる範囲が広がる」ので、今までは写せなかったものが写せるようになります。
広角レンズを使ってみる
同じ場所からiPhone付属のカメラレンズ(非広角)と今回購入したZero-Distortion WIDE LENS PRO(広角レンズ)のそれぞれで撮影しました。広角レンズの方が明らかに映り込む範囲が広がっているのが分かります。
画面端まで美しく映る広角レンズ
ちなみに商品名のdistortion(ディストーション)とは、カメラレンズの世界では歪曲収差、つまり、まっすぐのものがまっすぐに写らずに歪んで写ることを指します。普通は歪曲収差は限りなくゼロに近い方が良いとされますが、例外として魚眼レンズはこの歪曲収差をわざと強調させて「肉眼では見えないもの」を写します。
このtokyo grapherのレンズはゼロ・ディストーションとある通り、歪曲収差をなくすように設計された広角レンズ。
広角レンズにありがちな画面の端のゆがみをなくし、隅々まで綺麗に写します。
iPhoneに取り付けてみる
tokyo grapherのアタッチメントレンズは専用のマウント(取付具)を使うことでiPhoneに装着します。
XRに対応しているものはBLM(Built-in Lens Mount)という、iPhoneケースのカメラ穴にはめ込んでつかうタイプのみ。iPhoneは裸で使う主義でしたが、仕方がない、レンズと合わせてGRAMASのRib Caseというものを購入しました。
右下に写っている小さな楕円形のものがBLM。
ケースは結構ごつい印象です。およそ女性らしさの香るケースではありませんが、カメラマンっぽくて個人的には好みです。ポリカーボネート製なので、素材感といい、ギザギザ(リブ)といい、小型のスーツケースみたいで、旅人っぽさもある?
写真右に転がっているのがアタッチメントレンズ。普段はiPhoneから取り外して持ち歩くことを想定して、レンズカバーと巾着が付属しています。
iPhone XRに取り付けたところ。
握ってみた感じ。
iPhone 5sからの乗り換え者としては、正直、信じられないくらい重い!!大きい!!と感じましたが、ケースがギザギザしているおかげでグリップが効いてしっかり握れるようになり、XRを裸で使っていた時よりも使いやすくなりました。
アタッチメントレンズ自体も結構な重量があるので、しっかり握れるケースにして良かった。
iPhoneのアタッチメントレンズなら持ち運びが簡単
画質や歪曲収差の度合いなどは一眼レフ用広角レンズには遠く及びませんが、iPhoneのアタッチメントレンズなら手軽に持ち運びが出来るのが嬉しいです。室内撮りだけでなく、旅先の風景なども早く撮影してみたい!
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