現金は持ち歩くのも支払い管理も面倒なので、私は昔から断然クレジットカード派です。日常の支払いはほぼすべてカードで、現金を使うのは切手・印紙を買うときか保育園の毎月の集金くらい。保険金も、水道料金も、なんでもカードで支払える便利な世の中になって嬉しいです。
Amazonカードが不正利用される
さてそんななか、つい先日、クレジットカードが不正使用されていることが判明しました。
何者かに使われたのはAmazon Mastercardクラシック。使用場所もAmazon.co.jpでした。
このカードはAmazonでのショッピングでAmazonポイントがたまるという点にひかれて数年前に作り、Amazonでの買い物にのみ使用していたカードです。最近はAmazonでの買い物も減り、定期便で日用品を購入する程度なのでほとんど使用していなかったのが、2月、3月と続けてAmazonでの使用として1万円程度の請求がありました。
金額が金額なので、クレジットカード会社から請求が上がってきたときには「何か買ったかもな」程度にスルーしてしまっていたのですが、購入履歴と突き合わせても該当する買い物がありません。そこですぐにクレジットカード券面裏の連絡先に電話をし、不正使用である旨申告をしました。
担当部署につないでもらった後はその場で不正使用が認定され、カードの停止と再発行の流れに。請求分は取り消し&口座への返金対応となりました。あまりにスムーズで素早い対応に「不正使用かどうかはどうやって確認しているのか?」と尋ねましたが、「お客様から身に覚えのない利用だとご申告があれば、不正使用として処理します」とのお返事。ほんとかいな?
あれこれと調査に時間がかかって気をもむといったこともなく処理してもらえたので文句をつける筋合いではありませんが、不正使用されたされた詐欺はないのかな?
ちなみに、このAmazon Mastercardクラシックは最近不正使用の事例が特におおいそうです。どこからカード番号が漏れているのかは不明ですが、お持ちの方は明細を確認することをオススメします。
不正利用に対する補償期間は60日
ちなみにAmazon Mastercardクラシックのアクワイアラである三井住友カードの規定では、申告日から60日前までの不正使用しか補償されません。
カード不正利用(不正使用)発生時の補償について|クレジットカードの三井住友VISAカードだいたいどこのカード会社でも不正使用の補償期間は60日から90日と定めているようなので、毎月のカード明細チェックは必ず行ったほうが良いですね。
私の場合もあともう少しで60日!という時点での電話だったので、滑り込みセーフでした。危ない、危ない。
カード明細確認は家計簿アプリがオススメ
今回の不正使用に気づいたきっかけは家計簿アプリ、マネーフォワードです。
クレジットカードとしてAmazon Mastercardクラシックを連携(使用明細をアプリに取り込むこと)するほか、通販履歴チェックとしてAmazonのアカウントも連携していたので、引き落とし金額に相当する買い物をしていないことがわかりました。
クレジットカードとAmazonアカウントの両方をアプリと連携しておくと、アプリ上では購入履歴が出金として記録され、カードの引き落としは購入履歴の振替金として扱われます。
そのため銀行口座から引き落としがされても購入履歴が存在しなければバッチができず、宙ぶらりんな「支出」として記録されるので「何も買っていないのに、カードが利用されている!」とわかるという仕組み。
クレジットカードの利用明細を取り込んで家計簿を作ってくれるアプリは数多くありますが、マネーフォワードはAmazonなどの通販サイトや電子マネー、証券会社など、連携先が多くて使い勝手が良いです。
意識が低かったと反省。使わないカードは解約します
とはいえ、いくらアプリが優秀でも、使わないクレジットカードは退会して枚数を減らし、使用明細全部にちゃんと目を通す必要があるなと反省しました。
最近はWEB明細のところも増えてきたので、明細の読み込みを自動化していないと身に覚えのない請求に気づけない可能性もあるので注意が必要です。
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