年中児が3か月で公文を退会した話

娘は年中の11月に無料体験を経て公文教室に入会したのですが、2月初め、3か月強であっさりと退会することにした、というお話です。

繰り返し練習が嫌になった娘

学習進度は、国語は4A(ひらがなの書き方)からはじめ、ぴょーんと中飛びして2A(小学校1年生程度)、算数は5A(数字の読み)からはじめて2A(+5の足し算)まで進みました。

今まで特に家庭学習もせず、ひらがなの読み方や算数など一切お勉強的なことはしないで過ごしてきたわりにはスラスラと理解していくなぁと感心していたのですが、プリントが足し算に進み、宿題が増え、かつ同じ問題が何度も繰り返し出題されるようになると、本人から「同じ問題ばっかり」と不満が聞こえるようになり、同時にやる気は急降下。宿題を前にしてもダラダラと遊んでばかりで時間だけが過ぎていく、良くない状況になってしまいました。

反復学習は公文式の基本のようで、公式ウェブページにもその重要性が語られています
「理解出来ていないところは理解できるまでしっかり学習する」という意味での反復学習は言うまでもなく重要だと思いますが、公文式では1回の宿題で7+3を5回も回答させるようなやり方なので、飽きっぽい娘には辛かった様子。また、2教科合わせて1日15枚のプリントをこなすこと自体が苦痛のようでした。

公文年中児

忍耐も勉強、反復学習こそすべての礎になる!と思わなくもないですが、モチベーションがないまま毎日の宿題をこなせるほど娘は大人ではなく、彼女が虚空を見つめたままただ無為に時間を過ごす様子を見て安寧としていられるほど私も大人ではなく。めでたく母娘で利害が一致し(笑)公文式を退会する結果になりました。

公文式教室の向き/不向き

公文式は向き不向きがある、というのはよく聞く話ですが、娘の経験を振り返ると、これは深く首肯できる意見です。
個人的な範囲の観測では、公文式に向いているのは、どんどん先の単元に進みたい!そのためには今辛いけれど頑張る!と先を見据えて頑張れる子や、自分がこなした宿題の量に満足感を得て、もっともっとと思える子かもしれません。

公文もそのあたりは心得ていて、成績優秀者の集いだとか、3学年先の学習に進んだ生徒にのみ与えられるキーホルダー(だったかな?)だとか、子供たちの自尊心をくすぐるアイテムを用意しています。娘がこのテのものにすがすがしいほど興味がなかったのも、我が家に公文式が合わなかった理由の一つかなと思っています。

幼児相手に「がんばれ!」だけでは辛かった

公文教室の指導者の方からは「これからという時期にもったいない!」「子供の尻を叩き、時には宥めすかし、おだてながらも勉強を継続させるのが親の務め!」などと言われましたが、まぁ、本人が「つまらないから嫌」と言うのだからしょうがない。

『勉強の内容が面白くないから、面白いと思えるようなやり方に変えて取り組ませる』なら続けられると思いましたが、同じ内容のプリントが延々と続く中、『本人のやる気を盛り上げて結果を求める』やり方は母と娘それぞれに 向いていませんでした。

公文式教室に通って良かった点/良くなかった点

とはいえ、お教室に通ってよかったな、と思う点はいくつかあります。

良かった点

  • 毎日、机に向かう習慣がついた
  • 鉛筆を使い慣れた(特に公文式の三角鉛筆は使い勝手が良いようです)
  • ひらがな、数字を書き慣れた

一方、悪影響だったかもしれない、と思う点は以下です。

良くなかった点

  • (毎日同じことの繰り返しだからか)問題文を読まなかったり、何を問われているか?を考えなくなった
  • 数字を「ものの量」として認識できなくなった

子供の性格も大いに関係しているとは思いますが、我が家の場合はこんな感じ。

足し算ができるようになった、助詞の使い方を学んで「は」と「わ」の使い分けができるようになった、という点もよかったことに加えてもいいのかもしれませんが、それらは小学生になったら嫌でも勉強して出来るようになることなので、あえて公文に通ってよかった!と思う点ではなかったです。

以上、我が家の公文体験記でした。
振り返るに、幼児期は読書さえしておけば小学校入学に必要な学力は養えるのではないかと思います。結局、理解力は読解力があって培われるもの、と思うのですが、極論でしょうか。





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